前回の続きです。
答えはないが、抑える確率が高い選択をしていくことが必然と勝てる野球だと考えます。
ランナー2塁からの配球。
個人的には裏をついた配球で、前にボールを飛ばさない有利な展開を狙います。
テキスト : 中山 大→プロフィール
【配球の考え方は常に3つ】
- 投手主体
- 打者主体
- 状況主体
1.投手主体で考える場合
相手打者から打たれる確率が低いと判断した場合は投手の得意な抑え方を中心に考えます。カウントを悪くしないためにもどんどん得意な球で打者を追い込んでいく。
2.打者主体で考える場合
打者の苦手なコース、弱点をついていく。変化球を打つのが苦手な打者なら初球からいきましょう。アウトコースが弱いならそこからでもいいでしょう。多少偏っても相手を中心に攻めていきます。
3.状況主体で考える場合
得点差、イニング、打順、交代の投手、代打、今日の相性、調子等。
例えば6回ランナー2塁3-0勝っている場合は、イニングも中盤なので無駄なランナーを背負う必要はないので「丁寧にいきすぎないこと」「有利にカウントを進めていくこと」またイニングが進んでいる時は前の打席の結果球(凡打球)と逆をいくのはセオリーとしてはいい考えです。打者は撃ち取られたボールを追っかける傾向が強い。
次回「捕手のリードの仕方」