アルビレックスBCの橋上監督のマネジメント能力の高さを改めて感じています。
組織を発展させるために、既存人材の能力を発揮するのに相応しい活躍の場を与え、またこれによって成果の最大化をはかる。
PDCAというよりも臨機応変タイプの「OODA(ウーダ)」ループが橋上監督の強みと考えます。
上記の部分が長けている根拠は、結果だけみると、勝率は5割をきっています。
得点力が増えているだけ、防御率は上がっているようにしかみえません。
しかし、しっかりと内容を見ると投手の負け試合での試しの部分の失点を抜くと3点台まで改善されています。
1か月というスパンの中でよりチャレンジをして効率、効果的、確率の高いものを見極めて戦っています。
打順もおそらく同じオーダーを一度も組んでいないのではないかと思います❗
相手に合わせて組み直している状況だと思います。
4月 | 4勝4敗 | 8試合 35点 4.37 | 43失点 5.37 |
5月 | 6勝8敗 | 14試合 67点 4.78 | 95失点 6.78 |
※5月12失点は試し投げでの失点(負け試合)3.92
また4、5月は先制しての勝ちゲームは12戦10勝としっかり勝ちきれてるだけに、あとは先発投手がゲームを作れると5回2〜3点で抑えると勝率が上がってくると予想できます。
(12敗中6試合先発で試合が崩れている)
高卒の高橋投手、佐藤投手が安定してきているので面白くなるかもしれません。
※OODA(ウーダ)ループとは
Observe(観察)- Orient(状況判断)- Decide(決断)- Act(行動)。刻々と変化する状況を察知し、自分の思考と行動を変化させ、成果や結果を導き出す行動(マネジメントモデル)です。 もともとは、アメリカ空軍で生まれたメソッドであり、欧米では組織・会社を運用するのにスタンダードな概念であります。
次回「深堀」