「草野球」という概念が、変わった日

 

テキスト : 頓所理加 →プロフィール

 

運営している学童野球大会の予備日。前日無事に大会が終わり、今日は珍しく朝から一日時間ができました。なかなかこんな風に日曜日が空くことがないので、普段あまり関われない野球を観たいと思い「草野球」を見に行こうと決めました。

 

普段は、学童野球・女子野球の現場が多いので、大人の軟式野球の試合はとても新鮮でした。というか「草野球の概念が変わった!」これが的確な表現かもしれません。

 

 

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写真 : かわね公園グラウンド

 

午前中、かわね公園グラウンドへ。「球友会」のリーグ戦がおこなわれていました。試合を観て気づいたのが「違うユニフォーム」の選手がいるということ。リーグ戦でありながら「助っ人」を許す制度が私の中ではとても斬新で、選手にお話を伺うと「試合をすることが大前提」にあると教えてくれました。「人数が足りなくて不戦勝」ということが起きないようにと聞いて、本当にいいなと感じました。

 

野球人口が減少していると言われていますが、まだまだ野球世代だった人達もたくさんいて、「気軽に」野球に戻ってこられたらいいなぁ。そんな風に感じました。

 

 

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写真 : 中地区運動広場

 

午後は、中地区運動広場にて「渡辺あつお杯」の準々決勝。試合を観て驚いたのは、レベルの高さです。投手の球のスピードや変化球のキレに驚き、捕手の肩にもまた驚き。試合が始まれば速球派の投手の球を技量で打ち返すバッターたち。「これが草野球?」と目を疑うものでした。大人の軟式野球は、本当に面白い!

 

そして、試合を観に来ている彼女さん達の姿もなんだか微笑ましくて。

彼氏が、旦那さんになって、パパになって。いくつになっても野球を続け、かっこいい姿を見せてくれたらいいなぁと、思ったりしました。

 

大人になっても楽しめる仲間がいる。大人になっても頑張れる場所がある。

野球があるから仕事が頑張れて、家族も大切に想える。

そんな風に全てが繋がったら素敵ですね。

 

さぁ、私もこれだけ野球三昧の時間を過ごさせてもらったから、夕飯は美味しい料理を作ろうと思います♪

 

 

 

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