今年の新潟県夏の高校野球予選のお仕事をさせてもらいました。
近年はベスト8からチェックしていたのですが、全試合をしっかりと目を通すことがなかったので大変新鮮でした。
今回気づいたことを書きたいと思います。
1. 野球人口の減少について
野球の現場からだいぶ離れていたので実感はなく「そうなんだな!」と話は関係者からは聞く機会はありましたが、実際に私が高校の時に対戦した柏崎常盤高校が連合チームになっていたことが衝撃でしたし、連合チームが本当に多くなっていることに驚きがありました。
ただ、昨年まで連合チームのところが今年は単独のチームも複数チームありました。
「どんな気持ちなのかな」と思いながらもやはり単独の方が選手の環境としてはのびのびとできるのかなと思います。
良い悪いではなく、そういう環境の中で野球を選んでプレーしてくれている選手たちがいることに勝敗以上に違った体験をしてるのかなと感じました。
2. 野球を通じて得るもの
ベスト8以上を観てることが多く勝ち負けに自然と意識がいく中で、1回戦、2回戦で負けてしまったチームの泣いている選手もいますが、晴れ晴れとした顔をしている選手が多いなとも感じました。
野球を通じて次の人生にとって得るものがあるのかどうか、もちろん勝ち負け、チームワーク、監督やコーチ、先輩、仲間、後輩とのコミュニケーションの取り方、相手との比較ではなく、自分たちのプレーをしっかりと評価すること、上手くなる為に、レギュラーになる為に考えることなど。
自分で考え、行動してたくさんのトライとエラーを繰り返して答え(成功体験)を得てもらえればと思いました。
今回違った視点で野球を観れたことで私自身も学びがありました。
野球で成長させてもらった私ができる範囲の恩返しをしていければと強く考えています。
次回「ベースボール」