継続の秘訣、仲間の存在あってこそ

 

 

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頓所理加ブログ

 

新潟県内での女子野球普及の活動は、もともと2008年から始まりました、今年は14年目になります。今振り返ると、まさかこんなに長く続くとは、誰も予想はできませんでした。

 

野球を頑張る小学生女子達の背中を押してあげたい!そんな気持ちで「BBガールズ普及委員会」を立ち上げ、私は代表を任されることになりました。

 

学童女子選手だけで野球をする夢の一日、秋の学童女子選抜チームの活動、冬の野球イベント。特に最初の一年は初めての事ばかり、どれだけ打ち合わせを重ねたかわかりません。それでも誰一人文句も言わず、みんな本当に頑張ってくれて、気づけばあっという間の一年でした。

 

当時、スタッフの男性陣は学童チームの監督をしていたり、女性陣も小学生の子供を持つママだったりで、各自本当に忙しい日々だったと思います。それでも「女子野球普及」という新しい夢を一緒に追いかけてくれた仲間は、あの頃も今も変わらずとても大切な存在です。

 

みんなで苦戦した初めての協賛金集め。夜、体育館に集まってスタッフTシャツを自分達で作ったり、ポスター貼り等の広報活動もアイデアを出し合って全員で頑張りました。今思うと、まるで大人の部活動。でも、そのおかげで義務ではなく楽しみながら継続してこれたような気がしています。

 

何よりすごいと感じるのは、スタッフの行動力。長年の経験はもちろん、現場で各自がしっかりと役割を果たしてくれます。メディア取材時は代表である私が前面に出てしまいますが、立役者は普及委員会のみんなです。スタッフの頑張りが新潟県の女子野球を支えてきました。

 

スタッフのみんなが、自分自身の人生を大切にしながら女子野球普及も楽しめるように。歩みこそ遅くても、そんな活動であり続けられるように、みんなとともにこれからも一歩ずつ進みたいと思います。