7月29日(日)、パール金属スタジアムにて、三条ベースボールチャレンジフェスタが開催されました。
野球人口の増加と、中学高校への野球継続という2本の柱でイベントがおこなわれました。
午前:特別支援学校の生徒さんの野球体験
サポートは、身体障害者野球チーム「新潟SERIOUS」さんが中心となりました。
午前:保育園・幼稚園児対象の野球体験
サポートは、高校球児とマネージャーの皆さんです。
三条市スポーツ少年団の選手、保護者の方々も積極的にイベントを盛り上げていました。
青空のもと、元気に野球を楽しむちびっこたちが印象的でした。
しかし、この後猛暑の影響で、イベントは途中で何度か屋内移動となり、イベント内容を変更しながら行う形となりました。
それでも集まった選手達は「野球」という共通のスポーツを楽しみ。笑顔と元気であふれる一日となりました。
シリアスの皆さんのシートノックも披露されました!
「緊張してうまく出来ませんでした」と笑顔で語る声も聞かれましたが、観る人たちを魅了するプレーの数々でした。「手が不自由でも、足が不自由でも、野球は出来る!」
手が自由に使えない分、ボールを捕ってからグローブを持ち替え投げる!
遠くには投げられないからこそ、みんなでボールを繋ぐ!
「不可能を可能にする姿」は、多くを感じさせてもらえました。
「もっとやれるね僕たちも」そんな声も見ていた少年達からは聞こえてきました。
野球を通して、色々な発見があり、色々な繋がりが出来るのもこのイベントの良さです。
高校生達と小学生のキャッチボール。
身近で憧れるお兄さんたちの存在は、きっとちびっ子たちにも記憶に残ることでしょう。
今回のこのイベントは、クラウドファンディングが使われたため、沢山の方々の支援によっておこなわれました。燕オックスの皆さんは、協賛もしながらイベントにも参加をしていました。
「子供達や地域に、野球で還元していきたい」とは高橋監督!
沢山の人の想いがつまったイベントとなりました。
日本文理高校野球部総監督の大井道夫氏のトークショー、元東京ヤクルトスワローズの本間忠氏の野球教室等々、盛り沢山の一日となりました。
今回の主催者であるベースボールフェスタ実行委員会の黒鳥さんは「また来年も続けたいです」と話しました。「野球人口の低下に少しでも歯止めがかけられるように。小さな子たちにも野球の楽しさを知ってもらえる様に。そして、中学・高校に行っても野球を続けたいと今の学童の選手達に思ってもらえる様に。まだまだ夢の途中です」
〈問い合わせ先〉黒鳥:090‐8854‐1101