2月12日、ハードオフエコスタジアム新潟にて早起き野球女子チームヒロインズ主催による「女性の為のキャッチボール教室」が初めて開催されました。
新潟アルビレックスBCの前川恒外野手(19)、雨宮敬普及コーチ(30)、斉藤雄太コーチ(23)が講師となり、県内在住の13名の野球初心者の女性が参加した。当日は、運営補助として、市内の軟式女子野球チームNLライズの選手、ヒロインズの選手も多数参加。
前川恒外野手は「女性に野球を教えるのは初めてですが、こんなに野球をしてみたい女性がいるということが素直に嬉しい」と語った。
イベントを企画したヒロインズの監督の和泉さんは「野球を始めてみたいという女性は沢山いるが、やる場所がない。初心者の女性でも楽しく野球にかかわれる場所を作りたかった」と話す。
今回のキャッチボール教室では、市内の2大バッティングセンターがダブル冠となっており、新潟の野球界を支えようと、底辺拡大にも一役買っている。「これからは、野球は男性だけのものでは無く、女性にも親しんで楽しんでほしい」「将来、お母さんコーチが増えたり、女性のプレーヤーが増えたらいいですね」と語った。
参加者の渡辺さんは、野球する息子さんをもつお母さん。「私も野球をもっと知りたいと思い参加しました。いつか息子とキャッチボールがしたいです!」と夢を語った。
お子さん連れで参加されている女性も多く、幅広い女性が参加できる野球教室であったことも興味深い。いつもは主役の子供達が、お母さんたちが初めてキャッチボールに取り組む姿を見て「僕の方が上手だ!」と笑いながらも「お母さんが野球を頑張っているのが嬉しい」とも語った。
主催者側は、今後も女性向けの野球教室を開催していく方向で、野球を好きな女性が野球にかかわれる場を作っていくとのこと。
野球好きな女性が増える事で、球場にまたスタンドに女性の姿が増える事も期待される。
情報:ヒロインズブログ