新潟青少年ベースボールフェスタでは、野球教室もおこなわれました。
20日新潟医療福祉大学硬式野球部
21日バイタルネット硬式野球部
両日、午前午後と野球教室があり、学童選手達は高いレベルの選手達とふれあい、野球を教わる事が出来ました。
【医療福祉大学硬式野球部】
「雪国でも負けずに、冬に基礎練習を頑張ろう!」との佐藤監督の挨拶のあと野球教室がスタート。
10人の医療福祉大学の選手達は一人ずつ自己紹介。「今日は一日元気よく野球を楽しもう~!おう~!」と拳を上げて大きな声を出し、少し緊張気味の学童選手達を和ませてくれる挨拶もありました。
医療福祉大学の野球教室では投球動作の基本を勉強。
「肘の伸展と前腕回内」「たわみ」を学童選手に指導。わかりやすい言葉を使い、わかるように何度も声をかける姿も見られた。
投げ終わった時に「投げた手の小指が上を向く様に」。
また、腕の使い方を学んだあとはドリルとし何度も繰り返し練習をした。
【バイタルネット硬式野球部】
地元の企業チームバイタルネットの野球教室は、日曜という事もあり参加人数も多数。ライト側レフト側両方の室内を使い、午前午後とおこなわれました。バイタルネットの選手達は、室内練習場を三カ所に仕切り、学童選手全員がボールを触れるよう、練習内容に工夫をこらしていました。近い距離でも思い切り投げてくる学童選手もいて、室内練習場が狭くも感じられましたが、そんな時でも「ナイスボール!」と言って声をかけるバイタルネットの選手の方々!教室に参加している学童選手達も、とても楽しそうでした。
バイタルネットの西田マネージャーは「野球人口の低下が囁かれる中、学童向けの底辺拡大にも繋がるこのような素晴らしい企画に、地元の企業チームとして声をかけていただき感謝の気持ちでおります。選手達も野球を指導しているつもりですが、実は、勉強させられることも多く貴重な経験となっています。今のこの気持ちを忘れずに、今後も地域貢献を続けていきたいです。」と語った。
また「女子の選手が多くみられる。野球をする女子選手の人口は確実に年々増えていますね」とも語った。新潟県では女子野球普及の活動もある為、男女問わずに新潟の野球人口が底辺から拡大していく事が今後も大きな課題となりそうだ。