第7回東日本大震災復興祈願中学硬式野球交流大会開催!

10月28日(土)~29(日)ハードオフエコスタジアムを会場に、宮城北部リトルシニア、福島リトルシニアを招いて開催。
主催:野球種まきの会

共催:新潟江南シニア

後援:新潟県野球協議会、NPO法人新潟野球人

協賛:協立不動産(株)、(株)新潟食品運輸、新潟いすゞ自動車(株)、関越食品運輸(株)、(株)メディカスタッフプロモーション

 

<大会開催経緯>
平成22年に新潟江南リトルシニアが日本リトルシニア中学硬式野球連盟加盟をきっかけとして宮城北部シニアと交流が始まる。

平成23年に東日本大震災が発生、同年9月には福島シニアの選手が母親の故郷新潟で避難生活を送っていたが、野球を続けたいとの強い想いから、福島シニアとの協議により新潟江南シニアへ移籍が決まった等の経緯から交流が始まるが、震災後、被災地では野球どころではなく、活動の理解を得られない状況であることを耳にし、たとえ一時でも思う存分野球をしてほしいとの願いから大会開催を決意。

野球種まきの会が中心となり、新潟県野球協議会、NPO法人新潟野球人の協力により、平成23年11月に第1回大会を開催。

今年で第7回大会を迎えた。

第7回大会では例年通り、巨人V9戦士の黒江修透氏、巨人、中日でプレーし逆転サヨナラ満塁ホームランをプロ野球界唯一、二度達成した広野功氏、西武ライオンズ黄金期を支えた松沼博久氏をお迎えし、実戦形式野球教室を開催した。一球一球を真剣に、打つ、投げることに全力を傾けて!と肌寒い天候を吹き飛ばす、熱を帯びた指導に選手は真剣に取り組んだ。

宮城北部リトルシニア 高橋事務局長
「素晴らしい球場で試合ができ、プロ野球OBの皆さんにご指導いただき、選手、チーム一同感激しております。新潟県野球協議会様の震災復興への想い、ご配慮に心から感謝しております。被災地では今でも海沿いの球場、グランドが試合会場の場合、海沿いというだけで、子供の心に震災当時の光景がよみがえるのが実情。子供たちの心に寄り添い、野球を通じて心の復興を遂げたい。そして今後も新潟江南シニア様と切磋琢磨し、いずれ全国大会のステージで対戦できることを楽しみにしております。」

福島リトルシニア 斎藤事務局長
「今年も新潟へお招きいただきありがとうございます。毎年選手、チーム一同がとても楽しみにしています。大会へご参加の宮城北部シニア様とも縁があり、公式戦で対戦する機会が多く、互いに切磋琢磨しつつ、この大会でご一緒できるのは勝負を超えた関係を築けるとてもありがたいことです。いつの日か、新潟江南さん、宮城北部さんとと共に、全国大会で戦いたいと願っております。」

宮城北部リトルシニアは来春大阪で開催されるリトルシニア選抜大会へ宮城県代表として出場予定。